PSGは、polysomnographyの略語ですが、日本では、ポリソムノグラフィ、終夜睡眠ポリグラフ検査など、他の名前でも呼ばれています。睡眠の状態を調べる生理検査で、研究分野でも行われていますが、医療分野では、睡眠関連疾患を診断するための主要な検査として位置付けられています。記録される生体現象としては、

脳波
脳の電気的活動を調べて睡眠の深さを判定する
眼球の動き
夢を見ているレム睡眠を判定するために必要
筋電図
身体の全体的な筋肉の緊張度を見たり、睡眠中に足が勝手に動いて睡眠が妨げられる病気ではないかを調べる
呼吸運動
無呼吸や呼吸の乱れが起こっていないかを調べる
心電図
不整脈について調べる
経皮的動脈血酸素飽和度
無呼吸の結果起こる酸素不足の程度を調べる

などです。

 米国では、医療スタッフが一晩中、PSGと同時にビデオ記録を行い、つきっきりでその様子を観察しますが(いわゆるattended PSG)、日本では、一握りの専門施設以外では実施できていないのが現状です。
 ⇒ PSGがどのように行われているかお知りになりたい方は、「スリーピーのスイミン物語」へ。

 

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