遅寝遅起きの生活習慣が身についています。サイクルも安定しているので、いい睡眠を確保できていると思っているのですが、やはり早寝早起きの方がいいのでしょうか?この是非と、その理由があったら教えてください!

それはやはり、早寝早起きの方がいいでしょう。学校や仕事は8時9時に始まるところが多いですし、夜遅くなると電車もバスも止まってしまいます。明るい電灯がともり、人間が夜も昼も変わらずに活動するといったことは、実はこの100年くらいに急速に起こってきた変化で、世の中は未だ、早寝早起きの人にとって都合よくできているように思われます。
一方、遅寝遅起きの害も、実はよくはわかっていません。前項で述べたように、昔からいろいろな生活サイクルの人がいたことを思えば、体にはそれほど極端な害はないのかもしれません。
しかし、人間は「がんばって起きている」ことは比較的実行しやすいのですが、「がんばって早く起きる」ことは、いくら精神力でやりきろうとしても、体のリズムの上から、難しいのがふつうです。それでも、会社は8時半に始まり、遅刻しないためには朝7時に目覚まし時計で起きて通勤しなければならない方もいるでしょう。ランプやろうそくをつけても、一日のうち半分近くが薄暗かった昔と違って、現代は遅寝遅起きになりやすく、また睡眠不足になりやすくなっているのです。そのために、学校に行くのが辛くなったり、就職や転職の時に可能性が狭められたり、お買い物がしにくくなったり、寝不足で重い頭や体を引きずって過ごさねばならなくなるのはもったいない話です。