よく芸能人やものすごく多忙なビジネスマンが、夜の睡眠時間は3時間ぐらいだけど、どこでもすぐ眠れるから、電車の中などで30分ぐらい眠る「細切れ睡眠法」で大丈夫!といっていますが、細切れ睡眠で、睡眠をとったことになりますか。

睡眠といっても、一晩の睡眠の中身は一定ではなく、目が活発に動いていて、あざやかな夢をみることが多いレム睡眠と、脳が休んでいるノンレム睡眠とがあります。レム睡眠中は身体中の筋肉がだらんとして、身体を休めていますが、脳の活動度は高く、記憶の定着に関わっているとされています。ノンレム睡眠は、脳の活動レベルにより4段階に分けられ、浅い睡眠(段階1と2)と深い睡眠(段階3と4)に区別されます。人の一晩の睡眠ではこれらの睡眠が一定の順番で出現することがわかっており、図のようにノンレム睡眠とレム睡眠が交互にでてきます。
したがって、ばらばらに睡眠をとって合計が6時間になるのと、続けて6時間眠ることは同じことではありません。もともと睡眠時間が短くてすむ人で、3-4時間睡眠で問題ない方もいますが、大部分の方にはこのような方法は向きません。