寝つきが悪く、睡眠薬を服用しています。でも、のみ続けるとやめられなくなって依存症になってしまうのでしょうか。

現在、治療のために睡眠薬を飲んでいるのですから、まずは安心して服用することをおすすめします。びくびくしながら薬を飲んだり、心配のあまり治療が充分でないのに服薬をやめてしまったりしては、せっかくのお薬の効果をわざわざ半減させているようなものです。
確かに、睡眠薬に依存性があるのは事実です。主治医に「依存症が心配」と云うことを話して、きちんと説明してもらうことが、安心するためによい薬でしょう。そして、服薬や減薬も、ちゃんと医師と相談して、指示を守ることが大切です。
最近よく使われている睡眠薬は、依存性は少なく、とても安全性の高いものです。身体や脳に蓄積することもありません。「睡眠薬は怖いから、寝酒にしている」と云う人がいますが、眠るためだけなら睡眠薬の方が上等なくらいです。また、飲み慣れて効果が薄れてきて、増量したり、より強い薬にしたりしないと効かなくなる(耐性の形成といいます)ということもありません。
きちんと服薬してしっかり治すことが、結局は早く薬をやめるための早道です。ただし、お酒との併用や、「眠るため」以外の目的で薬を飲むようなことはしないでください。