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OSHNetのめざすもの

 スリープヘルスに関する正しい知識の普及、調査研究、社会啓発、次世代人材の育成の推進を通じて、あらゆる年齢層の人々が良い眠りと目覚めを実現し、より充実した生活が送れるよう寄与することを目的としています。

Members
理事長 関西電力病院 立花 直子
理事 大阪回生病院 大倉 睦美
  公立陶生病院 小栗 卓也
  大阪大学こどものこころの発達研究センター 谷池 雅子
  大阪大学医学部附属病院 睡眠医療センター 野々上 茂
  大阪大学こどものこころの発達研究センター 松澤 重行
  大阪大学キャンパスライフ支援センター 三上 章良
  大阪回生病院 村木 久恵
  国立循環器病センター

山本 晴子

OSHNetの歩み
2001年10月「睡眠症例検討会」
 2001年秋、米国の睡眠医学教育にじかに触れ、日本人医師として初めて米国睡眠医学会国際睡眠専門医の資格を取った立花直子が帰国、大阪府立健康科学センターにて、睡眠に関する実践的な知識を得る機会として、いろいろな病院の異なる専門科目の医師や保健師・看護師・臨床検査技師が集まって月に一度の睡眠症例検討会が始まりました。
2003年5月「大阪睡眠を考える会」
 2003年2月の山陽新幹線運転士の居眠り運転事件以来、睡眠関連疾患に注目が集まるようになりましたが、一般の人のみならず、保健・医療従事者側にも睡眠についての教育や研修を受ける機会はほとんどなく、社会からの要請に十分応えられるだけのマンパワーが不足している状態であることが露呈しました。より広い範囲の保健・医療従事者の方々にとって役にたつ知識と情報を伝え、互いに交流できることを目的として、「大阪 睡眠を考える会」が発足し、2003年5月に、三菱ウェルファーマ(株)と共催で、学術講演会を開催しました。既存の研究会とは異なり、「知識をいかに社会貢献に生かすかを考えること」を目的として、以降、年に一回の定期学術講演会を開催しています。
2003年9月 OSHNet 発足
 大阪大学医学系研究科小児発達医学教室共催・小池メディカル(株)協賛にて、米国スタンフォード大学のGuilleminault先生をお迎えして、第22回睡眠症例検討会特別講演会を開催する際に、「大阪 睡眠を考える会」をさらに発展させたOsaka Sleep Health Network(OSHNet)が生まれました。
2003年12月「PSG睡眠塾」
 睡眠ポリグラフ検査(polysomnography: PSG)は睡眠の精密検査としてのゴールドスタンダードとして位置付けられていますが、日本には、この検査を専門として行なっている医療スタッフは非常に少なく、その研修体制もほとんど確立していません。そこで、PSGをより深く知りたい人のための睡眠塾を定期的に開催することにしました。
2004年3月OSHNet ホームページ
 OSHNetには、多職種の人々がかかわっており、それぞれがアイデアを出し合えば、おもしろいホームページができるのではないか、もっと多くの人々に役に立つ、あるいは楽しんでもらえる情報を入れていこうという発想でHPを開設しました。決して完成することのない絶えず進化していくHPを目ざしています。
2004年7月 Sleep Forum for Sleep Entreprenerus (SFSE)
 睡眠時無呼吸症候群の診断と治療機器、サービスに携わるビジネス、さらに、より良く眠るための方策や睡眠環境に関連するビジネスに注目が集まってきていますが、実際の医療現場やユーザーの声がきちんと反映されていないのが現状です。ビジネスにかかわる人々にも正しい睡眠の基礎知識と睡眠医療の実情を知ってもらうことが必要と考え、睡眠にかかわる企業と起業家のためのフォーラムを開催しました。今後もいろいろな意見交換の場を開催していきたいと思っています。
2004年7月 NPO法人として認証される
 OSHNetは、草の根的に集まった仲間の活動でささえられてきましたが、より多くの方々のご支援をいただいて運営し、さらに発展させていくことを目ざしてNPO法人を申請していたところ、晴れて認証を受けました。あらゆる人々が良く眠って、気持ちよく目覚めて、生活を楽しむことにつながる活動をいろいろな面から行っていきます。
2005年2月 第1回 OSHNet睡眠講演会の開催
 睡眠が一種のブームとなり、一般向け、医療従事者向けの講演会が増えてきましたが、実際には薬会社主導であることが多いようです。OSHNetでは、十分に認知されていない睡眠関連疾患やその実態、診断方法、治療などについて、その領域の専門家をお招きして自主開催の講演会を開いています。
2006年7月会員専用HP開設
 会員、およびスリープアソシエイツの皆様の睡眠臨床の現場で役に立つ情報や、症例検討会に参加できない方たちにもその内容を知っていただくことができる専用セクションを設けました。
2007年4月「CBT輪読会」開始
 海外では不眠に対する認知行動療法(cognitive-behavioral therapy for insomina, CBT)が徐々に浸透してきていますが、日本では、専門家も少なく、医療分野には取り入れられていない状態です。CBTは、不眠に限らず、睡眠医学の領域内でいろいろなところで利用できる技法で、睡眠医のふだんの診察や、睡眠技士のCPAP管理にも十分応用が可能なため、月に1回有志があつまって気軽な輪読会を開くようになりました。
2009年4月「スリープ・スクール」開始
 2009年4月より不定期に年3-4回土曜日午後に担当施設や場所を変えて開催しています。PSGという共通語に習熟する機会ということで、PSGのraw dataを時間をかけてスコアしたり、スコアに迷うdataや、皆と共有したいdataを持ち寄って意見交換しています。また、外部から講師をお迎えし、普段は聞けない研究や睡眠周辺領域のディープなお話を聞ける機会も同時に設けました。
2010年6月「新PSG睡眠塾」始動
 2003年12月から行ってきた「PSG睡眠塾」は、主にテクニックを教えることを中心に行ってきましたが、PSG実施には、検査としてのqualityを維持するだけではなく、どういうときにどのようにオーダーし、それを医師は睡眠技士にどう伝えるのか、また睡眠技士は検査時に発見したものを医師にどうフィードバックするのかというソフト面での課題がつきまといます。「新PSG睡眠塾」では、そういったソフト面でのノウハウを参加者が共有し、伝え合うことに重点をおいています。